「エレキギターを始めたいけど、選び方がわからない」
「たくさんメーカーがあるけど、どれがおすすめ?」
そんな方のために大学生時代の4年間、軽音サークルに所属していた僕がエレキギターの選び方とおすすめを紹介します。
ギターが弾けるとかっこいいですよね!
ギターを始める理由としては
- モテたい
- 好きな音楽を弾きたい
- バンド活動をしてみたい
とか色々だと思います。
ちなみに僕は「いくつになっても出来る趣味が欲しい」というおじいちゃんみたいな発想でギターを始めました。
しかしギターを始める人が100人いるとすれば、80人ぐらいは1ヶ月~数ヶ月ぐらいで挫折します。
「思っていたように弾けない」
「練習が地味でおもしろくない」
そんな理由もありますが、ギターの選び方を間違えたという場合も少なからずあります。
挫折しないためにはどんなギターを選べばいいのか。
- エレキギターの選び方
- メーカー別おすすめのエレキギター3本
をこの記事で紹介していきます。
「ギター選びで失敗したくない」という方はぜひ参考にして下さいね。
初心者のためのエレキギターの選び方!ポイントは3つ
はじめてギターを買うような初心者さんが選び方としておさえておきたいポイントは以下のとおりです。
初心者がエレキギターを選ぶときのポイント
・見た目
・エレキギターのタイプ
・価格(安過ぎても高過ぎてもダメ)
詳しくみていきましょう。
見た目はギターを続けるモチベーションになる
ギターを長くやっている人ほど「ギターの材質はこれかこれでないとダメだ」とか「ここのメーカーは音の響きがなあ」とマニアックなことをいいます。
ぶっちゃけ初めてギターを買うときはそんな声は一切聞かなくていいです。
確かに10万円以上、何十万円するようなギターであれば音の違いなどはっきりと差が表れます。
しかし初心者さんが買うような1万円~3万円の価格帯のギターは、どれを選んでもそれほど大差がありません。
であれば、何度みても「やっぱり俺のギターはかっこいいぜ!」と思えるものを買うべきです。
自分で選び見た目・デザインが気に入っているものであれば使っているうちにドンドン愛着がわいてくる。
最初の地味な練習は1日30分するのも苦痛でしょうが、自分が気に入っているギターというだけで練習のモチベーションは上がるものなんです。
例えば僕は半日かけて選んだ腕時計を持っています。
はたからみればどこにでもあるような普通の腕時計。
しかし僕は何回でも付けたくなりますし、何度みても「そこらの腕時計より断然かっこいいぜ!」と思います。
この腕時計でいう何回でも付けたくなるがギターでは何度でも触りたくなる、つまり練習したくなるにつながるわけですね。
細かいことはあまり気にせず見た目を最優先でギターは選びましょう。
エレキギターのタイプは大きく分けて2つ。気に入った方でOK
エレキギターには形状から複数のタイプに分けられます。
メジャーなのは以下の2つ。
- ストラトキャスター
- レスポール
画像の左がストラト、右がレスポールです。
ストラトの方が重さは軽いだとか、レスポールの方が力強い太みのある音が出るとか違いは色々あります。
ですが、初めてエレキギターに触れる人にとってはどれも「そうなの?よく分からん」となることばかり。
なのでストラトにするかレスポールにするかについても見た目で決めてしまいましょう。
それぐらい見た目って大切です。
直感的にどっちがかっこいいと思うか。
選び基準はそれだけでいいです。
初心者セットは避けるべし。でも数十万円のギターはいらない
楽器店にいくと必ずといっていいほど売られているのが「エレキギター初心者セット。必要なものが10点そろって1万円!」みたいな商品です。
楽天市場より
僕自身もその手のギターセットを買ったことがあるからいえるのですが、初心者セットを買うのはおすすめしません。
というのは、ギター本体の質がめちゃくちゃ悪いから。
初心者セットギターのあるある
・チューニングがすぐにズレる(練習にならない)
・見た目はどれもほとんど一緒(愛着がわかずモチベーションダウン)
・付属品10点のうち半分ぐらいがゴミ(別で買えば数百円のものとかも含まれる)
確かに1万円という価格は魅力的。
しかし上のような理由があるので本気でエレキギターを練習したい・少なくても半年以上は続けたいと思っているのならやめておいた方がよいですよ。
かといって10万~30万するような高級ギターは必要ありません。
高価格のギターに手を出すのは「こういう音が出せるギターが欲しいなあ」という方向性が決まってからの方がいいです。
例え話を一つしておくと、僕は少し前にバドミントンのラケットを買いに行きました。
店員さんに「いきなり高いラケットを買うのはどうですか?」と聞いたところ、やめておいた方がよいという回答でした。
それはクセが強いから。
クセの強さは上級者やプロが使えばものすごい武器になるが、素人が使えば足かせでしかない、つまり使いくいと感じる、とのこと。
ギターにもまるっきり同じことがいえます。
というわけで、初めてエレキギターを買うのにおすすめの価格帯は2万円~3万円前後です。
この価格帯であれば弾いているうちにチューニングがズレるといった致命的なデメリットはまずありません。
そしてクセが弱いのでほとんどの音楽に万能で使うことが出来ます。
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買うならここから!初心者におすすめのエレキギター3本
ここまではエレキギターの選び方を紹介してきました。
初めての1本!エレキギターの選び方
・最初の1本は見た目で選ぼう
・ストラト、レスポールの2タイプがある。細かいことは気にせずに気に入ったデザインの方を選ぼう
・価格は2,3万円ぐらいのがおすすめ
ここからは上の3つを踏まえて僕が個人的におすすめなエレキギターをメーカーごとに計3本紹介していきます。
メーカーというのはブランドみたいなものですね。
ファッションでいうとシャネル、ティファニー、プラダ。
いっぱいありますよね。
そのブランドがギターにもあるのです。
「ギターの選び方は分かったけど、じゃあ実際どれがいいの?」という方はぜひ参考にしてください。
ちなみに「店頭で本物を見てから決めたい」という人もいるでしょうが、音楽関係の機材はネットで買う方が安く調達できます。
僕は店員さんに押されるとことわりづらいので、高価格のもの以外はネットで買うようにしていますよ。
Ibanez(アイバニーズ)のRGシリーズ(ストラト)
アイバニーズのギターの特徴
・純日本製で高品質
・ネックが薄く、手が小さい人でも弾きやすい
僕が初めて買ったエレキギターもアイバニーズでした。
個人的には今回紹介するギターメーカーの中で見た目が一番ツボです。
シンプルながらスタイリッシュなかっこよさがあります。
アイバニーズの一番のメリットは国産であることですね。
「とんでもない不良品をつかまされた!」なんて声は聞いたことがありませんし、安心して初めての1本として選べるギターだと思います。
そして手が小さい人でも弾きやすいギターであること。
これはギターのネックといわれる部分が薄いことによるものです。
ネックとはこれ↑のこと。
ギターには弦が張ってあり、フレットと呼ばれる部分を押さえることで高さの違う音を出すことができます。
ネックが太いとフレットが非常に押さえにくい。
簡単にいうと弾きにくいんです。
経験者であれば慣れるまで早いでしょうが、初心者さんにとっては挫折の可能性があがっているだけになります。
「ストラトのギターが欲しいんだけど」という方には僕は真っ先におすすめするメーカーですね。
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Squier(スクワイヤ)のストラト
スクワイヤのギターの特徴
・有名なFender(フェンダー)のブランド
・安価
・シンプルで王道なデザイン
2つ目もストラトタイプのギターを取り扱うブランドです。
「ストラトといえばフェンダー。レスポールといえばギブソン」それぐらい有名なメーカー2社がギターにはあります。
そのうちストラトを生産しているフェンダーの子ブランドがスクワイヤです。
はっきりいってフェンダーのギターは高いのですが、子ブランドのスクワイヤであれば安価で手に入ります。
その分本家より質は劣りますが、最初の1本としては十分すぎるほど。
特にスクワイヤをおすすめしたい方は「凝ったデザインより王道なものを買いたい」という方ですね。
スクワイヤのデザインは「まさにエレキギター!」という感じ。
変わりものよりメジャーなものを求めている方にぴったりです。
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Epiphone(エピフォン)のレスポール
エピフォンのギターの特徴
・有名なGibson(ギブソン)のブランド
・スタッフが品質をチェック。低価格のわりにクオリティーが高い
・レスポールならではの音の太さ
レスポールといえばギブソン。
その大手メーカーギブソンの子ブランドがエピフォンです。
「レスポールのギターが欲しいんだけど」という方にはまずおすすめしたいメーカーですね。
ギブソンという大手メーカーの傘下ブランドというだけはあり、低価格ながら高品質のギターです。
なんでもスタッフが1本1本のギターを品質チェックしているのだとか。
加えていうなら、ストラトにはないレスポールならではの音の太さが安価に楽しめます。
ポップやロック、バラードなど音楽ジャンルに限らず使えるのも特徴の1つですね。
「ストラトかレスポールならレスポールかな」という方はぜひエピフォンを選んでください。
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エレキギターと一緒に最低限買っておくべきもの
「エレキギターでけっこうお金使ったから、備品はまた今度にしよう」
そんな気持ちもわかりますが、僕からすれば今買うのも後から買うのも同じ。
買うまでの間、ギターの手入れが出来ないのでむしろデメリットです。
予備の弦などもあるにこしたことはありませんが、ここではギターと一緒に買っておくべき最低限のものを紹介しておきます。
ギタークロス
ギターを触ったあとは指紋や手の皮脂などが付きます。
それを拭くのに使うのがギタークロスです。
普通のタオルなどは目が荒いため、ギターに傷をつけることがあるので必ず専用のクロスを用意しましょう。
少しでもギターを使ったら毎回軽く拭いてあげるとよいですよ。
ギタークリーナー
「ネックが汚れてきたな」
「ボディのツヤがなくなってきた」
そんなときに使うのがギターポリッシュです。
さきほどのクロスに数滴しみこませて使います。
毎回ポリッシュで手入れする必要はありませんが、気付いた時にしてあげるといいでしょう。
僕みたいに愛着がわいてくると定期的にしたくなったり。(笑
一度買えばめったになくならないのでギターと一緒に買うことをおすすめします。
くれぐれも買ってギターだけ買って満足しないようにしてくださいね。
以上「【初心者向け】エレキギターの選び方!買うならこの3本から」でした!