この記事はこんな方におすすめです
・プロゲーマーも使うような品質のたかいゲーミングヘッドセットを探している方
・ゲーミングヘッドセットの購入を検討している方
スガワラです。この記事では、プロゲーマーも使っている品質のたかいゲーミングヘッドセットを5つ紹介します。
「ゲーミングヘッドセットの購入を考えている。どれがおすすめか教えて欲しい」
「せっかく買うならプロゲーマーも使っているようなよい物を買いたい」
そんな方はぜひ参考にしてくださいね。
そんなプロゲーマーたちが声をそろえていうのが「ゲームの腕と同じくらい環境が大切」ということ。
ゲームのジャンルに合ったマウス、音の方向がわかるゲーミングヘッドセット。
プロゲーマーたちは、これらの環境を整えているからこそ強いのです。
まずはゲーミングヘッドセットの選び方についてお話していきますね。
ゲーミングヘッドセットの選び方とポイント
ゲーミングヘッドセットの選び方としてチェックする項目は以下の5つです。
- 有線か無線
- ヘッドセット本体の重さ
- イヤーパッドの素材
- ノイズキャンセリング機能
- サラウンド機能
順番にみていきましょう。
有線か無線か
イヤホンと同様、ゲーミングヘッドセットにも有線と無線のタイプがあります。
最近の無線ヘッドセットは技術があがったこともあり、遅延や音ズレをまったく感じなくなりました。
ですが、有線よりも無線の方が価格はたかい傾向にあります。
もちろん無線の方が断然ラクですので、予算がある方は無線のゲーミングヘッドセットを選ぶとよいでしょう。
目安としては、
- 予算が1万円〜2万円:有線
- それ以上でもOK:無線
を基準に選びとよいですよ。
ヘッドセット本体の重さ
「ヘッドセットを長時間つけていて頭が痛い」
そんな経験をしたことがありませんか。
ヘッドセットの締め付け具合にもよるのですが、頭の痛みはヘッドセットの重さが関係してきます。
当たり前ながら、長時間の装着がかんがえられるゲーミングヘッドセットはより軽い方が好ましいですね。
そして、ゲーミングヘッドセットの重さの基準は以下のとおりです。
- 200g未満:非常に軽い(ほとんど存在しない)
- 200g〜300g:軽い〜普通(ラインナップは多い)
- 300g~400g:やや重い〜重い(ラインナップは多い)
ヘッドセットの重さが400g台になってくると、かなり重苦しく感じるでしょう。
ですが、100g台のはラインナップが限られるため、200g台のヘッドセットがよいですよ。
長時間のゲームプレイをする方は、200g台前半のゲーミングヘッドセットがとくにおすすめです。
イヤーパッドの素材
そもそもイヤーパッドとは、ヘッドセットの耳が当たる部分のことを指します。
そして、ヘッドセットのイヤーパッド素材でよくあるのは以下の3つです。
- レザー
- 合成皮革
- ベロア
おすすめの素材はレザーかベロアですね。
レザーは最初は耳に合わないかもしれませんが、使い続けるとフィットするようになってきますよ。
レザーは外さない無難な素材。そして、レザーを使ったヘッドセットのラインナップが多いのも特徴です。
もう1つがベロア。聞きなれない方もいらっしゃるでしょうが、ふわふわとしたメッシュのような感触が特徴です。
ベロアのヘッドセットがよい一番のポイントは、汗を吸収し蒸れないこと。
夏場にレザーのヘッドセットを装着し、汗で気持ち悪くなった経験はないでしょうか。
そんな汗をかきやすい方はベロア素材がよいでしょう。
また、製品によってはベロアのイヤーパッドは取り外しが可能。
そのまま洗えるため、清潔さを保てるのもよい点ですね。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリングとは、周りの騒音をなくす機能のことです。
ゲーミングヘッドセットにおいては、ヘッドセット本体にノイズキャンセリング機能がついたものはあまりありません。
ですが、マイクにノイズキャンセリング機能が搭載されたものが多くあります。
マイクに余計なノイズが入りませんので、ボイスチャットのメンバーが快適にゲームプレイできるというメリットがありますね。
また、ゲーム実況などでプレイ動画を録音する方はマイクにノイズキャンセリングが合った方がよいでしょう。
ちょっとした生活音が入るのは恥ずかしいですし、視聴者が気になりますからね。
サラウンド機能
出典:Panasonic サラウンドの仕組み(https://panasonic.jp/theater/knowledge/knowledge1_2.html)
ゲーミングヘッドセットの選び方、最後のポイントはサラウンド機能。
FPSなど音の情報がとても大切になるゲームをプレイする方は、サラウンド機能ありのヘッドセットがおすすめです。
そもそもサラウンドとは、まるで周りにいくつもスピーカーがあるように感じる機能のことです。
たとえば、前後左右4つのスピーカーがある場合には、4chという表記をします。
最近の主流は7.1chサラウンドですね。
7.1chは、7つのメインスピーカーに1つの低音スピーカーをくわえた計8つのスピーカーという意味です。
スピーカーが多いということは、より詳細に音の位置がわかるようになります。
イメージとしては、立体音響をきいている感じでしょうか。
サラウンド機能のあり/なしでは、ヘッドセットの聞こえ方がまったく異なりますので、ぜひ対応したものを選んでくださいね。
おすすめのゲーミングヘッドセット4つ!【メーカー別】
それではおすすめのゲーミングヘッドセットを紹介していきます。
ゲーミングデバイスにくわしくない方でも一度は聞いたことはあるであろう有名なメーカーからそれぞれ取り揃えました。
どれも品質がたかいゲーミングヘッドセットですので、ぜひ購入を検討してくださいね。
Kingston(キングストン)
まず紹介するのは、アメリカのメーカーKingston(キングストン)からです。
キングストンといえば、SDカードやSSD、USBメモリなど記憶媒体で大きなシェアを獲得している大企業ですね。
そして、キングストンのゲーミングヘッドセットの特徴といえば、装着感のよさ。
人間工学を元に設計されたヘッドセットはいつまでも付けていられる快適さがあります。
また、上品で落ち着いたシンプルなデザインも特徴といえるでしょう。
HyperX Cloud Alpha HX-HSCA-RD/AS
製品名 | HyperX Cloud Alpha HX-HSCA-RD/AS |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 有線 |
重さ | マイクケーブル込:336g マイクケーブル無:298g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
まず紹介するのは、キングストンの売れ筋ゲーミングヘッドセットであるHyperX Cloud Alpha。
有線のヘッドセットではありますが、それ以外の点でいくつかよさがあります。
たとえば、ケーブルとマイク。HyperX Cloud Alphaではなんと両方とも取り外しが可能です。
ボイスチャットをしないときや持ち運びのときに便利ですね。
また、ヘッドセット本体の調整がかなりききますので、頭の大きい方でもストレスなく使えますよ。
見た目のわりに重さが軽いのもHyperX Cloud Alphaならではのメリットですね。
音質は、7.1chサラウンドに加えて高音質がよくきこえるクリアな仕上がりに。
ところで、音楽用のヘッドセットは低音が強調されることがおおいそうです。
ですが、ゲームプレイ時に低音が強調されすぎるとほかの大切な音を聞きのがすおそれが。
そのため、HyperX Cloud Alphaでは低音を出しすぎないようユーザー目線の設計がなされているのです。
以上から、ゲームプレイにも普段用にも使える万能なゲーミングヘッドセットがHyperX Cloud Alphaの特徴であるといえるでしょう。
HyperX Cloud Flight HX-HSCF-BK/AM
製品名 | HyperX Cloud Flight HX-HSCF-BK/AM |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 無線 |
重さ | 286g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | なし |
見た目はさきほどのHyperX Cloud Alphaと大差ありませんが、無線で使えるのがこのHyperX Cloud Flight。
サラウンドには対応していませんが、音量調整やマイクミュートがヘッドセット本体で操作性がたかいのが特徴です。
また、このゲーミングヘッドセットは低音重視。
ゲーム以外にも、アクション映画・はげしいロックミュージックの鑑賞にも使えますよ。
非常に迫力ある音響を実現しており、思わずびっくりするほどです。
欠点としては、ヘッドセットの頂点部分が少し頭に当たることでしょうか。
長時間ゲームプレイしていると、痛みを感じる方もいるかもしれません。
とはいえ、さすがキングストンのゲーミングヘッドセット、全体的にはとても高いクオリティであることは間違いありません。
ゲーム以外にも日常的にヘッドセットを使いたい方におすすめですよ。
Logicool(ロジクール)
2つ目のメーカーは、ここ数年で一気に知名度をあげたゲーミングデバイスメーカーのロジクール。
ロジクールの製品といえば、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
もちろんロジクールの中にハイエンドモデルはあるのですが、1万円台のお買い求め安いゲーミングヘッドセットもたくさんありますよ。
価格のわりに製品の品質はたかく、プロゲーマーでも多くのロジクールファンがいますね。
以上から、ロジクールはゲーミングヘッドセットをはじめて買う方や、予算があまりない方におすすめのメーカーですよ。
G933s
製品名 | G933s |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 無線 |
重さ | 381g |
イヤーパッドの素材 | 合成皮革 |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
G933というモデルがリニューアルし、2019年2月に発売したのがこのG933sです。
ヘッドセット本体の重量がやや重いですが、機能性はバツグンですよ。
G933sは無線対応のヘッドセット。ですので、ケーブルが絡まる・断線するといったストレスからたちまち開放されます。
ヘッドセットはとくに、ケーブルが1.5m~2.0mと長い製品がおおいです。
「そんなにケーブルの長さはいらないのにな」と思う場面がおおくありましたが、G933sではそんなことは一切ありません。
もう1つG933sのおおきな特徴が、最大11.1chのサラウンド機能。
スピーカーを周りに12個設置しているのと同等の音響を感じることができるので、ゲーム中の臨場感がものすごいのです。
ですので、G933sは音の位置がとくに重要となるFPSやTPSで大活躍してくれるゲーミングヘッドセットといえますね。
G430
製品名 | G430 |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 有線 |
重さ | 255g |
イヤーパッドの素材 | ベロア |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
ゲーミングヘッドセットの予算を1万円以下で考えているなら、ロジクールのG430で決まりです!
有線でノイズキャンセリング機能はないものの、7.1chサラウンド対応ですので音の位置が正確にわかります。
そして、G430のもう1つのメリットは本体の軽さ。
200g台とヘッドセットの中ではとても軽い分類でして、長時間付けていても締め付け感や頭の痛さをまったく感じません。
さらに、イヤーパッドはクッション性のたかいベロア。こちらなんと、取り外して洗うことも可能です。
G430はお手軽価格でゲーミングヘッドセットを買いたい方におすすめですよ。
ちなみに、G430は以下の記事でレビューしておりますのでより詳しく知りたい方はご覧ください。
【レビュー】G430はどんな人におすすめ?メリットとデメリットをまとめました
SENNHEISER(ゼンハイザー)
3つ目のメーカーは、ドイツに本社をおく音響機器ゼンハイザーから。
ゼンハイザーのヘッドホン・イヤホンはとくに有名でして、音楽や映画などの製作現場にも使われているほどです。
高音域のきれいな伸び。低音の重量感。どこをとっても他社のヘッドセットとは比べ物になりません。
絶対的な品質をほこるゼンハイザーですが、気になるのはその価格。
プロフェッショナルな用途で使われるだけあって、高い価格設定がされていますね。
以上より、ゼンハイザーのゲーミングヘッドセットは予算3万円程度で考えている方。
「高くてもいいので一生つかえるヘッドセットが欲しい」という方向けのメーカーといえるでしょう。
GAME ZERO
製品名 | GAME ZERO |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 有線 |
重さ | 312g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | なし |
GAME ZEROはレザーの感触がとても滑らかで、絶妙にフィットする使いやすいゲーミングヘッドセットです。
サラウンドにこそ対応していないものの、左の音は左から。右の音は右から聞こえますので、音の出どころはわかりやすいですよ。
そして、GAME ZEROがもっとも優れるのは密閉性。
ヘッドセットが生み出すフィット感から、周囲の雑音を確実にシャットアウト。
よりゲームに集中することができます。
音は高音が強調されたゼンハイザーらしいものですね。
音楽や映画鑑賞に向いているとはいえませんが、FPSやアクションゲームをプレイする際は迫力2倍増しですよ。
GSP 600
製品名 | GSP 600 |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 有線 |
重さ | 395g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
装着感のよさでいえば、GAME ZERO以上であろうゲーミングヘッドセットがGSP 600です。
GSP 600はしっかり装着するヘッドセットではありますが、開放型。
つまり「ヘッドセットって耳にまとわりついてなんか苦手」という方でも、心地よく使うことができるのです。
また、ヘッドセットの側圧(横から押される強さ)を調整できますので、締め付け具合すら好みに合わせることが可能となっています。
音は低音・高音どちらかが飛び抜けているわけではなく、フラットな音質。
以上から、GSP 600は人を選ばず使いやすい万人向けのゲーミングヘッドセットといえるでしょう。
Razer(レイザー)
最後に紹介するメーカーは、サンフランシスコに本社をかまえ、ゲーミングデバイスを専門に販売しているレイザーです。
レイザー製品の中では、ゲーミングヘッドセットの他、マウス・キーボードも売れ筋のカテゴリ。
最近では、ゲーミングノートPCやゲーミングスマホも人気ですね。
価格帯としては、ゼンハイザーよりもやや安い商品がおおい印象です。
「高品質のゲーミングヘッドセットが欲しいけど3万円は出せないかな」という方におすすめのメーカーですよ。
Razer Kraken7.1 V2 OVAL
製品名 | Razer Kraken7.1 V2 OVAL |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 有線 |
重さ | 345g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
「ゲーミングヘッドセットの予算は出せても2万円ぐらいまで」
そんな方におすすめなのがRazer Kraken Pro V2 OVALです。
無線に対応していないというデメリットはありますが、サラウンドにも対応したゲーミングヘッドセットが比較的安価で手に入ります。
そして、従来のレイザーから改善されたのが装着感。
イヤーパッドの部分が円形から楕円形(OVAL)になったことで、より耳にフィットする快適さが実現されています。
ヘッドセット本体の収納・持ち運びには優れませんが、主に自宅でゲームプレイを楽しむ方であればなんら問題ないでしょう。
重低音と高温のバランスがよく、FPSでは敵の足音がかなりクリアに聞こえますよ。
Razer Thresher Ultimate for PS4
製品名 | Razer Thresher Ultimate for PS4 |
イメージ図 | |
参考価格 | Amazonリンク |
接続方式 | 無線 |
重さ | 408g |
イヤーパッドの素材 | レザー |
ノイズキャンセリング | マイクあり |
サラウンド | あり |
あくまで無線にこだわりたいのであれば、レイザーからはこちらのゲーミングヘッドセットがおすすめです。
価格は有線よりは張りますが、12m離れていても通信できるワイヤレス機能。
そして7.1chのバーチャルサラウンド対応で、臨場感あふれたゲームプレイが可能です。
さらに、Razer Thresher Ultimate for PS4は商品名からもわかる通りPS4にも最適化。
他のPC用ヘッドセットであれば、接続はできるもののPS4で使用するとマイクボリュームやミュート機能がきかないといったことがあります。
しかし、このヘッドセットであればパソコンでもPS4でも選ばず使えます。
「パソコンでもゲームをするけど、PS4でもけっこうゲームをする」
そんな方にぴったりのゲーミングヘッドセットですね。
以上「おすすめのゲーミングヘッドセット8選!選び方から分かりやすく解説」でした!
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