この記事はこんな方におすすめです
・Progate(プロゲート)の有料会員に登録しようか悩んでいる方
・Progate(プロゲート)を実際に利用した人の声を聞きたい方
ガハラです!
この記事では、プログラミングのオンライン学習システム「Progate(プロゲート)」についてお話していきます。
解説するのは主に以下の3つ。
・プロゲートの有料版と無料版でなにがちがうのか
・プロゲートの評判
・プロゲートで学習できる内容や実際に使ってみた感想
ちなみに、プロゲートにはどれだけの演習をこなしたかが記録されていきます。
演習をこなした数に応じてレベルがあがっていくのですが、僕の場合
- レベル:72
- 総演習数クリア数:157
- 修了レッスン数:14
と、かなりやりこみました。自慢ではないですが僕よりレベルが高い人はまだ見たことがないです。
(ランキングにはレベルカンストしている猛者ももちろんいるのですが)
「プロゲートの有料会員に登録しようと思うけど、評判はどう?」
「プロゲートではどんな内容が学習できて、どの程度まで学べるのだろう」
そんな疑問を持っている方はぜひご覧下さい。
はじめに:Progate(プロゲート)有料会員と無料会員のちがい
本題とは異なりますが、まずはプロゲートの有料会員と無料会員。両者のちがいについてお話していきます。
以下の表をご覧下さい。
会員の種別 | 有料会員 | 無料会員 |
---|---|---|
月額料金 | 980円(税抜) | 0円 |
受講可能レッスン数 | 18レッスン | 78レッスン |
学習内容 | 初級編のみ | 上級~応用編まで可 |
一言でいうと、プロゲートの無料会員はお試し使用のようなものです。
各レッスンはある程度こなせますが、どれも触りだけ。
ですから、レッスンを開始しても漫画の試し読みのごとくすぐに終わってしまいます。
一方で有料会員はプロゲート内のレッスンがすべて使えるプランとなっています。
無料会員が18レッスンしか受講できないのに対し、有料会員は77レッスンと受講できるレッスン数が段違いです。
プロゲートの公式サイトをみてみると、無料レッスンでもプログラミングをある程度学べるような感じがしますよね。
ですが実際のところ、無料会員では使い物になりません。
無料会員はあくまで「自分がプロゲートで学習を進められそうかどうか」を判断するだけのお試しプランだと思って下さい。
また僕の場合は、無料会員で2,3個レッスンをこなしてすぐに有料会員に移行しました。
- テキスト教材だから自分のペースでガンガン学習を進められる
- 教材自体がわかりやすい
- 教材の難易度がちょうどよい
以上から、自分に最適だと判断したからです。
ココがポイント
・プロゲートの無料会員はお試し使用。さわりの部分しか学習できない
・プロゲートでプログラミングを学ぶなら有料会員が前提となる
Progate(プロゲート)の評判とその実態について
個人的にはかなり気に入っているプロゲートですが、これはあくまで僕の場合。
客観的に、つまりプロゲートを使っている他の人の評価はどうなのでしょうか。
ここではプロゲートに対する評判とその真偽についてお話します。
Progate(プロゲート)のよい評判
https://twitter.com/mimitorasiro55/status/1170960874904752129
テックアカデミーの説明は”簡単なことは分かってる前提”だから、この記号はどっから来たんじゃいって説明が多い。
プロゲートの方は0から説明してくれるから分かりやすい。
プロゲートやらないと、テックアカデミーの課題ができない。【プログラミング学習のProgate】PHPのレベルが9にUPしました!
— エリザベス四郎ちゃん (@Elizabeth_4llow) September 4, 2019
まずプロゲートのよい評判についてです。
- 挫折せずに勉強を続けられる
- 教材がわかりやすい
そんな声が多く上がっていました。
僕が実際に有料会員で使ってみたときのことを思い出しても、間違いない評判です。
以上から、プロゲートは圧倒的にプログラミング初心者におすすめの学習教材といえます。
Progate(プロゲート)のわるい評判
書籍のpython途中までやったあとプロゲートやって書籍に戻ってやり直して見たらめっちゃ理解度が上がった気がする。
でも根本はまだ良くわかんね。— ろいちんぱぱ|愛知引越す (@Hi_Roy_A1) September 11, 2019
今日は、javascriptの初級を始めました。
プロゲートは、その課題以外の動きはできないので、自作のコードがどう反映されるのか、ファイル化してブラウザで確認する前に、コーディングしながら分かるサービス又はアプリがあれば知りたいです。#今日の積み上げ #コーディング #アクティブラーニング— uddy @第2の挑戦 in 人生 (@uddy_programing) September 10, 2019
一方でわるい評判もちらほら。
- レッスンをこなしても深く理解できない
- 実際のコーディングスキルが身につかない
そんな評判が少なからずあります。
経験者の僕視点でみて、これらは事実。
レッスン内容が単調でプログラミング経験者の僕には退屈なところがいくつかありました。
また、プロゲートでは課題をこなすだけですので「0から自分で何かプログラムを作ってみる」という実践スキルまでは身につかないのです。
Progate(プロゲート)で学習できる内容について
最後にプロゲートで学習できる内容についてお話します。
学習内容については公式サイトでも書かれているので、利用者の僕ならではの視点でプロゲートを使った感想も述べています。
「プロゲートは本当に有料会員に登録する価値があるのかな」
「プロゲートでは具体的にどんなことが学べるのだろうか」
と疑問を持っている方は参考にして下さいね。
Progate(プロゲート)で受講可能なコース
2019年9月現在、プロゲートで受講できるのは以下の15コースです。
・HTML & CSS(全6レッスン)
・JavaScript(全7レッスン)
・jQuery(全4レッスン)
・Ruby(全5レッスン)
・Ruby on Rails5(全15レッスン)
・PHP(全5レッスン)
・Java(全7レッスン)
・Python(全5レッスン)
・Swift(全3レッスン)
・Command Line(全1レッスン)
・Git(全1レッスン)
・SQL(全4レッスン)
・Sass(全1レッスン)
・Go(全4レッスン)
・React(全4レッスン)
WEB製作で使用するHTMLやCSS、JavaScript。
そしてプログラミング言語は、人気急上昇中のRuby・Goなど幅広いコースが用意されています。
こうしてみると「15コースも用意されているから、なるべく多く受講しないと損だ!」と思うかもしれませんが、それは間違い。
というのも、プロゲートで学べるのはあくまでプログラミングの基礎だけだからです。
基礎をプロゲートで学んだ後は、実際にプログラムを組んでみたりするなど1日も早く実践にうつることがプログラミング上達のことです。
「あれもこれもやりたい」と手を出すと、どれも中途半端になるので注意して下さいね。
ちなみに、これから何を勉強していくかまだ決めかねている方は以下の記事が参考になるはずです。
流行のプログラミング言語や各プログラマーの年収についてもふれています。
-
【2019年版】人気が高くおすすめのプログラミング言語!難易度やポイントも解説
続きを見る
Progate(プロゲート)のレッスン内容
プロゲートのレッスンは、基本的に以下の手順で進められます。
- テキスト教材をみて内容を理解
- テキストで学んだ箇所について演習問題を解く
これだけではわかりにくいので、僕が実際にレッスンを受けたJavaScriptのレッスン内容についてお話します。
ちなみに、JavaScriptはWEBのアニメーションやスマホアプリ開発などで使用されています。
こちらはJavaScript最初のレッスンの教材です。
プロゲートは初心者向きのオンライン学習サイト。
そのため
- プログラムってそもそも何?
- 変数とは
といった初歩的なところからスタートします。
ですから、プログラミング経験があったり、少しでも触れたことのある人にとってはプロゲートの最初のレッスンは退屈かもしれません。
逆に「プログラミングをするのがまったくの初めて」という方にとっては、非常に助かる内容です。
そしてこちらはJavaScript終盤のレッスン。
関数・クラスといった理解がやや難しい内容が入ってきます。
一応プログラミング経験ありの僕はノンストップでレッスンを終えることができました。
未経験の方は所々つまずくかもしれませんね。
ただそういった場合でも、プロゲートのヒント機能や教材の読み返し。
最悪、正解をみるカンニングもできますので挫折しにくい設計になっていますよ。
もちろんレッスンは最後まで自力でやり遂げるのが理想ですが・・・
Progate(プロゲート)でレッスンを受けてみて。実際の感想
まず、プロゲートのよかったと思う点は以下です。
・教材がわかりやすい
・コードを書くところ(エディタ)が使いやすい
・レッスンがサクサク進む
続いて、イマイチだと思った点について。
・演習問題が簡単すぎる
・入門~初心者に向けた内容であるため、経験者にはやや退屈
・レッスンが作業的になってしまう
月額おおよそ1,000円でこれだけのレッスンが受講できるのは素直に評価できます。
さらに、教材のテキストもとても丁寧でわかりやすい。
僕はJavaScriptに初めて触れましたが、懇切丁寧なプロゲートの教材のおかげで難なく飲み込むことができました。
ただ、プロゲートの1レッスンあたりのボリュームは多くありません。
レッスンを最初から最後まで終えても
「とりあえずコードの書き方はわかる。でも0からプログラムを作るのはできない」
「部分的にはわかるけど、知識があいまい」
そんなレベルまでにしかなりませんので、プロゲートだけでは実践レベル・転職につながりません。
経験者の僕からすると、ほとんど基礎だけで終わってしまうプロゲートはちょっと退屈でしたね。
演習問題もお題にそって淡々とこなすだけですので、作業っぽくなりがちなのもマイナス。
「どうすればこのプログラムを実現できるのだろう」と考えるのがプログラミングの醍醐味なのに、それが味わえないのはちょっと残念でした。
まとめ:Progate(プロゲート)はこんな方におすすめ
プロゲートはこんな方におすすめ
- プログラミングを始めてみたい、興味があるという方
- プログラミングの基礎を身に付けたい方
- プログラミング未経験で初めてふれる方
厳しいことも言いましたが、プロゲートはプログラミングを始めるスタートとしてはとてもよい教材です。
「プログラミング未経験でまったくふれたことがないけど始めたい」
「なるべくお金をかけずにプログラミングを学んでみたい」
そんな方にはとくにおすすめですよ。
一方で「プログラマーやエンジニアに転職したい」
「将来的にはプログラミングでフリーランスを目指したい」
という方にとっては、プロゲートだけの内容では満足できないでしょうし、転職や仕事で通用するレベルには至りません。
そのような本気でプログラミングに取り組みたい方はお金をかけてでもスクールに通うべきです。
転職サポートや実践を見据えた課題製作など、スクールでしか学べないことがたくさんありますからね。
以下の記事でおすすめのプログラミングスクールについて解説していますので、参考にしてみてください。
-
大阪でおすすめのプログラミングスクール5つ!現役スクール生が厳選
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以上「Progateの評判と有料会員プランを使った感想!どんな人におすすめか?」でした!