この記事はこんな方におすすめです
・これからプログラミングを学習しようと思っている方
・学びたいプログラミング言語を決めかねている方
兼業ブロガーのガハラです!
この記事では、プログラミングをこれから勉強する方向けにおすすめのプログラミング言語を紹介していきます。
「外国語を勉強しよう」と思ったときに英語・フランス語・ドイツ語などがあるように、プログラミングにも言語がたくさんあるのです。
そして、このプログラミング言語選び、超重要です!
学ぶプログラミング言語によって出来ることは決まりますし、就職・転職を視野に入れている方は年収にも関わるからです。
さて、結論からいうとプログラミング未経験者にはWEB系の言語がおすすめ。
その理由からお話します。
結論:未経験者はWEB系のプログラミング言語がおすすめ
WEB系のプログラミングをおすすめする理由は以下2つです。
- 需要が高い
- 未経験者でも学習しやすい
順に解説します。
理由1:需要が高い
プログラミング言語選びにおいてもっとも重視すべきは需要があるかどうか。
たとえば、Indeedという転職サイトではWEB系のプログラミングに関する求人は1万件程度。
ところが、統計用の言語”R”だとわずかに数百件しかありません。
WEB系のプログラミング言語の需要が高い理由としては、ウェブサイトの数が爆発的に増えたことがあげられます。
Total number of Websitesによれば、世界のウェブサイトの数はおおよそ17億。(2019年6月時点)
この膨大なウェブサイトの数だけ仕事のチャンスがあるというわけですね。
インターネットやウェブサイトは今後もなくならないと考えられるため、長期的にみてもWEB系のプログラミング言語はおすすめです。
理由2:未経験者でも学習しやすい
「プログラミング = 難しい」と思われている方がおおいのではないでしょうか。
一度コツをつかめば「激ムズ!」というわけではないのですが、未経験から始める方は遅かれ早かれ壁にぶつかります。
とくに初心者にとって、プログラミング独特の考え方やコードの書き方は頭を悩ませるでしょうね。
そんな中、WEB系のプログラミング言語は取っかかりやすい。
まずHTML・CSSという言語を学べば、とりあえずそれっぽいウェブサイトができます。
そして、HTMLとCSSは機械的にコードを書けばいいため、難易度がグッと低いのです。(厳密にはHTML・CSSはプログラミング言語ではありません)
もちろん「アニメーション付きのウェブサイトが作りたい」「お問い合わせフォームを作りたい」など、したいことが増えればそれなりに難しいのですが。
プログラミングは最初の方でつまずき挫折する人があとを絶ちません。
そのため比較的取っかかりやすく、つまずくポイントが少ないWEB系のプログラミング言語がおすすめ、というわけです。
学習するのにおすすめのプログラミング言語
前置きが長くなりましたが、今から学習するのにおすすめのプログラミング言語を紹介します。
この記事では、プログラミング言語をカテゴリごとにわけてみました。
- WEB系(PHP・Javascript)
- アプリケーション系(Swift・Ruby等)
- 知名度が高い・流行りの言語(Go・Python等)
WEB系(PHP・JavaScript)
出来ること | WEBサイト・ネットショッピングサイトの作成等 |
難易度 | 低い〜普通 |
おすすめ度 |
真っ先におすすめするのは、やはりWEB系のプログラミング言語です。
理由はさきほどお話したように、需要の高さと挫折率の低さ。
初心者でも学習しやすいため、最初に学ぶプログラミング言語としておすすめできます。
WEB系のプログラミング言語の特徴
PHPに関しては、WEBに特化したプログラミング言語です。
PHPを使えば、たとえば以下のようなことができます。
- 予約システムの作成
- ネットショッピングサイトの作成
- お問い合わせフォームの設置
- SNSサービスの作成
逆にPHPでは、WEB系の開発以外はできないと思って頂いていいです。
もう1つ、WEB系のプログラミング言語としてあげられるのはJavaScript(ジャバスクリプト)。
Javaというプログラミング言語もありますが、JavaScriptとはまったくの別物なのでご注意を。
JavaScriptはWEBアプリやスマホアプリの開発にも使われます。
WEB系の開発に関しては、ウェブサイトにアニメーション。つまり動きを与える役割があります。
クリックしたら、下にメニューが出てくる。マウスカーソルを持っていくと、表示が変わる等ですね。
また、PHP・JavaScriptはウェブサイトの規模に関係なく使われるプログラミング言語。
そのため、小さなウェブサイト作成案件をとってフリーランスとして生きる、なんて将来もみえてきます。
WEB系のプログラミング言語の難易度とポイント
習得難易度は低めです。PHPに関しては何を書いてもとりあえず動くため、プログラミングを学ぶのが楽しくなるでしょう。
ポイントは、単体ではあまり役に立たないこと。
PHPはWEB系に特化したプログラミング言語というのはすでに解説しましたよね。
そのため、ウェブサイトを作成できるスキルとセットで必要となるわけです。
- HTML
- CSS
- PHP
- JavaScript
これら4つが使えて、はじめて仕事につながるまでのスキルとなります。
「4つも言語を勉強するのは面倒だ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、奥は深いもののHTMLとCSSは簡単に習得可能です。本気で勉強すれば、基礎は1週間ぐらいで身につくかと。
ですから「WEB系のプログラミング言語を学びたい!」という方はまずはHTMLから手を付けるとよいですよ。
その後、CSS→PHPまたはJavaScriptの順で学習していきましょう。
アプリケーション系(Swift・Ruby等)
出来ること | iOSアプリの開発、WEB系システムの開発等 |
難易度 | 普通〜やや高い |
おすすめ度 |
次に紹介するのは、WEBやスマホのアプリ開発に使われるプログラミング言語です。
様々な言語でアプリ開発は可能ですが、ここでは最近名前をよく聞くSwift(スイフト)、Ruby(ルビー)に絞って解説していきます。
アプリケーション系のプログラミング言語の特徴
まず、Swiftから。SwiftはiPhoneアプリやMacアプリの開発に使われます。
というより、Apple製品向けのプログラミング言語であるため、汎用のWEBアプリを作るなどは出来ません。
Swift = iPhoneアプリの開発と思ってほぼ間違いないでしょう。
そんなSwiftですが、実は前身にObjective-Cという言語がありました。
Objective-Cの他、Pythonの良い点を取り入れて作られたプログラミング言語であるため、短いコードで開発が可能です。
しかし、Swiftは比較的新しく出来たプログラミング言語であること。また、参考文書などが英語で記載されれていることが多いため、そういった意味で習得難易度はやや高いです。
一方でRubyは開発者が日本人。そのため、ポータルサイトや日本語の参考文献が多く勉強しやすい環境が整っています。
大規模・小規模と問わず採用されるプログラミング言語でして、最近は海外での人気も高まってきました。
既存のプログラミング言語と比べれば知名度はまだまだですが、今後主流となってくることでしょう。
RubyはWEB系のシステムに使われることが多いです。
アプリケーション系のプログラミング言語の難易度とポイント
世に出回っているようなアプリを作ろうと思うと、それなりの技量が必要です。そのため、難易度はやや高め。
プログラミング言語の構文を覚えるだけであればさほど難しくありませんが、それを使って何か作ってみるとなると格段に難易度があがります。
また、スマホアプリの開発に関しては発想力も大切ですので、プログラミング以外の技術も問われますね。
ただ、1億スマホ社会という言葉もあるように、アプリケーションを作る技術というのは需要が急速に高まっています。
そのため、求人が多く就転職を考えた場合はとてもよい選択となるでしょう。
知名度が高い・流行りの言語(GO・Python等)
出来ること | WEBサーバー構築、アプリケーション開発等 |
難易度 | 普通 |
おすすめ度 |
やりたいことがイマイチ決まっていない方は知名度が高い、もしくは流行りのプログラミング言語を学習するのがおすすめです。
知名度が高い・流行り = 需要が高いため、求人が多く将来性に優れるからです。
ここでは2009年に誕生したばかりのGO。
そしてPython(パイソン)をメインに紹介していきます。
知名度が高い・流行りの言語の特徴
GOもPythonもコードが簡潔なのが特徴の1つにあげられます。そのため、初心者でも理解しやすいプログラミング言語といえるでしょう。
CやJavaといった昔ながらのプログラミング言語より簡単で、学習も捗ること間違いありません。
また、GOに関して言えば求人数が爆増している需要の高いプログラミング言語でもあります。
GOはたとえば、ブログサービスの「はてな」やフリマアプリの「メルカリ」のサービス構築に使われていますよ。
今後出てくるような新サービスにドンドン起用されるプログラミング言語となっていくことでしょう。
ちなみに、「Stack Overflow Developer Survey 2019」によるプログラミング言語人気ランキングでは
- GO:13位
- Python:4位
と非常に高いランクについています。
以上から、漠然と「プログラミングを始めたい」と思っている方におすすめのプログラミング言語といえます。
知名度が高い・流行りの言語の難易度とポイント
GOはGoogleがリリースした言語。さらに2000年代に誕生した比較的新しいプログラミング言語ですから、技術書や参考文献がまだまだ少ないのが現状です。
そのため、勉強を進める上でやや不便な場面があるかもしれませんね。
ただ、さきほどお話したようにGOもPythonはシンプル構造で簡潔にコードがおさまるプログラミング言語。
ですから、初心者にとっては理解しやすいプログラミング言語であることは間違いありませんよ。
GO・Pythonの案件は年々増えてきているため、転職やフリーランスも目指せることでしょう。
日本ではまだそれほど馴染みがありませんが、将来性は有望なプログラミング言語だといえるます。
まとめ:プログラミング言語はやりたいことから逆算しよう
ここまで用途別にプログラミング言語をいくつか紹介してきました。
たまに「どのプログラミング言語を勉強すればいいですか」と聞かれるのですが、それは間違い。
何をしたいのか・作りたいのかが決まると、自ずと学ぶべきプログラミング言語は決まってくるのです。
復習しておくと、以下の通り。
- WEBサイトを作りたい:PHP、JavaScript
- iPhoneアプリを作りたい:Swift
- SNS等のWEBサービスを作りたい:Ruby、Python等
「プログラミングに興味はあるけど、何から手をつけていいか分からない」
そんな方はまず、プログラミングを学んで何を作りたいのかをイメージしてみましょう。
やりたいことから逆算して、学習するプログラミング言語を決める。これがベストです。
プログラミングに始める年齢はまったく関係ありません。ぜひあなたも今日からプログラミングの勉強を始めてくださいね。
以上「【2019年版】人気が高くおすすめのプログラミング言語!難易度やポイントも解説」でした!