この記事はこんな方におすすめです
・仕事はないが毎日定時で帰りづらい新入社員の方
・自分だけ定時で帰っていいのかわからない新入社員の方
新入社員のとき、やることもないのに2時間残業したことのあるスガハラです!
この記事では「仕事はないけど定時で帰りづらいな・・・」と日頃思っている新入社員の人に向けて
- 新入社員が定時で帰りにくい・帰りづらいと感じる理由
- 定時で帰りづらい雰囲気を打破する方法
の2つを主にご紹介します。
周りの社員がぜんぜん帰る雰囲気がないのに、自分だけ帰ろうとするのはなんとなく気が引けますよね。
「周りの社員からいつか嫌味を言われるんじゃないだろうか」
「毎日定時で帰る自分を上司はよく思っていないんじゃないか」
と、考え出せばドンドンマイナス思考に。そしてますます定時で帰りづらくなります。
私自身も“定時で帰りづらいと感じる新入社員”の時期がありました。しかし、ちょっとしたことを実践し続けるだけでスッと定時で帰る新入社員となったのです。
まずは、新入社員が定時で帰りにくい・帰りづらいと感じる原因を私の経験からお話しします。
新入社員が定時で帰りにくい・帰りづらいのはなぜ?


私自身はもう新入社員のフレッシュさはまったくない年齢となってしまいました。そんな私が過去の“定時で帰りづらそうにしている自分”を思い出すと、帰りづらいという感じる原因は自分の勝手な思考・考えが90%以上です。
- 新人だから上司より早く帰ってはいけないと考えている
- 周りの社員がまだ働いているのに自分だけ帰るのは後ろめたい
- 新入社員だからこそ遅くまで働くべきと思っている
上のようなことを勝手に思い込んでいませんか?これ、すべて間違いですよ。
「今日も帰りづらいなぁ・・・」という状況から抜け出すには、まずは原因を知ることから。順番にみていきましょう。
新人だから上司より早く帰ってはいけないと考えている
新入社員にとって、直属の上司は一番身近な目上の人です。
「上司より早く帰ることなど許されるのか・・・いや許されるはずがない」
そんなことを勝手に思い、ダラダラと付き合い残業をしてしまう。私も新入社員時代にあった経験です。
ですがこれ、間違いですよ!上司はむしろ「あの新入社員、仕事がないんだったら早く帰れよ」ぐらいに思っています。(上司が早々に帰る新入社員をどう思っているかは後ほどご説明します)
忙しい上司であればなおさら、日中は新入社員のあなたの面倒をみるだけで仕事が進んでいなかったことでしょう。あなたが帰ることで、上司はやっと自分の仕事に手をつけられるわけです。上司を気遣う気持ちがあるなら、一緒に残るよりもむしろ1分でも早く退社すべきです。
周りの社員がまだ働いているのに自分だけ帰るのは後ろめたい
多忙な職場・仕事の絶対量がおおい職場では、周りの社員さんはなかなか帰りませんよね。そんな中、自分だけ帰るのはなんとなく後ろめたい気持ちになってしまいます。
ですが、長く働いているとわかるのですが、これも単に自分の勝手な思い込みであることが大半です。周りのベテラン社員も新入社員時代はもちろん経験しています。そしてその経験から、新入社員に残業するほどの仕事量がないこともわかっているからです。
私が言いたいのは、新入社員が定時で帰ることに疑問をもつ社員は(普通の人であれば)まずいないということです。むしろ新入社員が時間外にのこっていることのほうがマイナスですから、後ろめたさを振り払って帰りましょう。
新入社員だからこそ遅くまで働くべきと思っている
「俺が新入社員のころは誰よりも早く出社し、退社はだれよりも遅かったもんだ」
そんな過去の武勇伝(?)を部長クラスの人や自分の親から聞いたことがある方もおおいのではないでしょうか。
そして、そんな昔の働き方を聞いていると、なんとなく新入社員 = 遅くまで残るべきという考えが正しいように思えてしまいます。
はっきり言ってそんな過去のことを自慢してきたり、それを新入社員に強要しようとしてくれる人たちはクソです。もちろん仕事があるのでしたら、新入社員といえど多少の残業は覚悟すべき。ですが、やることもないのに会社に残る理由がありません。
なんども言うように、新入社員のあなたが時間外にもいることで、上司は変に気を遣ったり手をとめることだってあるかもしれません。仕事がないのであれば、スッと席を立ち帰りましょう。
新入社員のあなたが毎日残っていると、お偉いさんが「新入社員なのになぜあんなに残っているんだ。ちゃんと教育できているのか」と上司に茶々をいれるかもしれませんよ。(上司の立場からすれば、たまったものじゃないですよね)
定時でスッと帰る新入社員を上司はどう思っているか


私の前の職場で上司にあることを聞きました。「みんな時間外に残っているけど、自分は定時で帰っていいのか」と。(当時の上司とは仲が良く、基本的になんども聞ける環境でした)
結果、上司から返ってきた返答は私が新入社員の当時は意外なものでした。
「みんな好きで残業しているわけじゃないからね〜やることがないならサッサと帰るのが今の君の仕事だよ。オレも本当は早く帰って家族と過ごしたいからね〜」と。
当時の私にとって、この言葉にはとても救われました。「定時で帰ることに後ろめたさを感じる必要はないんだ。さっさと帰るのも新人の仕事なんだ」と。私はそれから数社わたり歩いていますが、同じような考えを持つ人はおおいものです。(今の私もその1人です)
その上司の言葉があって以来、やることがなくても帰らない新人から一転、定時になったら逃げ去るように退社する新入社員となりました笑 もちろん部長より早く帰るわけですが、それについて言及されたことも怒られたこともありません。直属の上司はあなたのことをある程度みているでしょうが、それ以外の社員はそもそも新入社員をあまり見ていない(というかそんな暇ではない)というのが現実なのでしょう。
明日から実践!新入社員が帰りづらい雰囲気を打破する方法


私がこれだけ「新入社員でもやることがないなら帰るべきだ!」と言っても「いやいや、それが出来ないから困っているんですよ〜」ってなりますよね。私みたいに振り切って、いきなり定時の鬼と化す人はまぁ稀だと思います。
そこで、私自身も実践していた帰りづらい・定時で帰るのが後ろめたい気持ちを少しずつ打破する方法を3つご紹介します。どれか1つでもかまいません。出来ることから実践し、定時ダッシュができる新入社員を目指しましょう。
定時後に大事な約束を入れる
手取り早いのは自分から定時で帰られなければならない理由を作ってしまうことです。予定や約束はなんでもかまいません。
- 恋人との食事
- 同期の集まり(同期会など)
- 映画観賞(事前にチケットを予約しておくとなお効果的)
普通の感覚の人であれば、「予定通りの時間に行かなければならない」という気持ちが定時で帰る後ろめたい気持ちに勝つことでしょう。最初のうちは多少なりとも罪悪感があるかもしれませんが、それも最初だけ。まずは勇気を持って一歩踏み出すことが大切です。
「そんな頻繁に予定なんてない」という方でも、週に1回・月に1回でもいいので実践してみてくださいね。気がつけば、私のように定時ダッシュマンの完成です。笑
定時で帰るときに大きな声で「お先に失礼します」と言う
新入社員でたまに消えるように退社する人がいます。自分にとっても、周りの社員からしてもあまりよいものではないですね。帰るときはそこそこ大きな声で「お先に失礼します!」と言い、退社しましょう。
これがなぜか、口に出すだけで定時で帰る罪悪感や帰りづらさが緩和されるのです。なんとも不思議なのですが「よーし、自分はもう帰るぞ!なんとしてでも定時で帰る!」と脳に言い聞かせているような効果があるんじゃないかと。一種の自己肯定感を得るようなかんじです。
また、消えるように退社するのは「あいつどこ行った?」と上司から心配されることがあるので、あまりおすすめではありませんよ。間違っても出先からなんの連絡もなく直帰などはもってのほかです。(筆者経験あり)
会社を半日サボって帰ったらそこそこめんどくさいことになった話
上司にやることがないか聞く
直属の上司とそこそこに関係を築けているのであれば、直接やることがないか聞いてみましょう。仕事があれば、新入社員のあなたでもできる仕事を任せてもらえるでしょうし、なければないで帰ることへの後ろめたさは少しやわらぐはずです。というわけで、どちらに転んでも得しかないなんとも素晴らしい実践方法です。
自己肯定感というのは
「今はやることがないんだ。じゃあ帰るしかないな」
という具合ですね。また、この“上司に聞く”というのはあなたの評価アップにもつながりますから、良いことだらけなんです、実は!
私のが務める会社でも新入社員の人たちは基本的に受け身体質なので、自分から仕事があるかどうか聞けるというだけで上司や上の人からのポイントアップは間違いなし、です。実際、私もそんな風に後輩や部下から聞いてもらえると、とても仕事がしやすくて助かります。「今手持ちの仕事ないんだね、じゃあこれとこれをお願い」と、気軽にお願いできますから。
上司は少なからず、新入社員のあなたのことを気にかけています。(気にかけていないようにみえても)「あんまり仕事を振りすぎるとかわいそうかな〜」というのは私もよく思うところがありますね。なので、新人さん自身から「今、手空いてますよー」とアピールしてもらえると、非常に動きやすいです。
他の方法にくらべるとややハードルは高いですが、仕事に慣れてきたら実践してみることをおすすめします。
まとめ:新入社員が定時で帰りにくいのは思い込みが大半
結局のところ新入社員がいだく「定時で帰りにくいな」という気持ちは自分自身が生み出してしまっていることが大半です。私がそうであった経験やこれまでの経験からいうと
- 周りの目を気にしすぎる人
- 責任感が強い人
- 不安症の人
上のような人が“定時で帰りづらい”空気を読みがちです。空気を読むことは必要ですが、たまには読めないほうがラクに生きれますので、今回ご紹介した方法を少しずつ仕事の中で取り入れてみてください。
入社したてのころは難しいとは思いますが、直接上司に聞く・仕事がないかを聞くはもっとも効果的です。周りの目を気にせず定時で帰れるようになると、アフターファイブも思う存分楽しめるようになります。ぜひ実践してください!
以上「【新入社員の悩み】定時で帰りにくい・帰りづらい気持ちを払拭したある方法とは?」でした。